水道屋さんの水理計算書2012機能
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基本的な使い方
「水道屋さんの水理計算書2012」の使い方は簡単です。
(1)まず提出先水道局で定められているデータをあらかじめ設定・入力しておきます。(※1)
(2)今回作成する水理計算書のオプションを設定し、区間データを入力します。
(3)「水理計算書作成」ボタンを押すと数秒で水理計算書が作成されます。(※2)(※3)
(※1)水道局ごとにファイルを作っておくことにより、設定を入力しなおす必要がなくなります。
(※2)入力データを変更しても数秒で再作成できます。
(※3)作成された水理計算書の書式(文字の大きさや太字など)は変更することができます。
水理計算書のサンプル
「水道屋さんの水理計算書2012」で作成した水理計算書のサンプルです。
戸建タイプの水理計算書サンプル(pdf)
集合住宅タイプの水理計算書サンプル(pdf)
水道屋さんの水理計算書2012
2012年9月に「水道屋さんの水理計算書」を大幅に作り替えました。
「旧計算書」は設定項目などに制限があり使いにくい場面もありましたが、「水道屋さんの水理計算書2012」では、オプションを充実させて汎用性を大きく高めました。
オプションには、安全率の設定、給水用具の所要水頭の設定、量水器の適正使用範囲の記載設定、流速の比較の記載設定などがあります。
オプションの他にも「直管換算長」などの各種の基礎データも設定できますので、ご利用の環境に合わせた水理計算書が作成できます。
また、設定項目を種類ごとにシート分けしたり、入力ガイドを設けることで、使いやすく、また直感的に分かりやすくなるよう心がけました。
さらに端数処理の見直しにより計算精度も高めています。
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以下、「旧計算書」から「水道屋さんの水理計算書2012」に作り替えた際の「新機能」と「主な改良点」をご案内します。
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新機能
■安全率の設定ができるようになりました。
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■給水用具の所要水頭を考慮した水頭比較ができるようになりました。
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主な改良点
■配水管圧の単位を圧力(MPa)、水頭(m)から選択できるようにし、数値も自由に設定できるようにしました。
■「直管換算」シートの給水用具を自由に設定できるようにしました。
■水頭計算に用いる公式の設定を行えるようにしました。
■「入力区間」シートと同様に区間計算を行える「区間予備」シートを追加しました。
これにより、別ルートの水頭計算も同一ブックで行えるようになります。
ただし、「区間予備」シートを元に水理計算書を作成することはできません。
■設定の種類ごとにシートを分けることにより、直感的でわかりやすい構成にしました。
■水理計算書作成中、進捗状況が分かるようにしました。
■計算途中の端数処理の見直しにより、より精度の高い計算ができるようにしました。
■水理計算書に記載するかしないか選択できる項目を増やしました。
■各シートにはヘルプボタンを設けて、該当の説明ページへアクセスしやすくしました。
■入力設定した内容を一覧で確認できるようにしました。(入力1~入力9)
各シートの上部にある「入力項目確認」ボタンを押すと、入力項目一覧がプレビュー表示されます。
■最大区間数を50にしました。
■「使用水量」シート内の「用途」、「直管換算」シート内の「給水用具」など、設定できる項目の最大数を増やしました。
■設定項目に重複がある場合の注意書き、入力が必要ないシートの注意書きなど、わかりやすいガイドを設けました。
■集合住宅タイプの水理計算で、末端世帯の取り扱い方法を選択できるようにしました。
それぞれの計算方法の違いは、使用説明書(集合住宅タイプ)の「1.1 水理計算の方法」をご確認ください。
水道屋さんの水理計算書2012基本情報
サンプル版のご試用、お申し込みもこちらからできます。