水理計算の基礎知識-13章
水頭とは
水頭とは
水頭とは、水の持つ力を高さの単位で表したものです。
例えば、圧のかかっている配水管に穴を開けると水が吹き上がります。
圧が強ければ吹き上がる水の高さも高くなり、圧が弱ければ低くなります(図13-1)。
仮に配水管の水頭15mといった場合、その配水管に穴を開けると15mの高さまで水が吹き上がるということであり、15mの高さまで水を押し上げる力を持つという表現もできます(図13-1)。
(注:ここではイメージをつかむことが主眼なので空気抵抗などは無視しています。)
(図13-1)
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