HOME > 特集 > 水理計算の基礎知識-目次 > 10章「流速は2.0m/秒以下に抑える」

水理計算の基礎知識-10章
流速は2.0m/秒以下に抑える

流速は2.0m/秒以下に抑える

給水栓を急閉止すると水の流れが急に止まり、管内の圧力が急上昇します。

これが原因で騒音が生じたり、給水管や給水用具の振動、故障、耐用年数の低下、破損、漏水などが起こったりする危険があります。

このような現象をウォータハンマあるいは水撃作用といいます。

水の流れが急に止まったときの管内の圧力上昇は流速に比例しているので、ウォータハンマによる事故を防止するためには設計段階で流速が速くなり過ぎないようにしておくことが必要です。

給水装置の流速は一般的に2.0m/秒を超えないようにすることが求められ、この条件を満たすように管口径を決めていきます。

流量と流速と管口径の関係は、次章「11. 流量と流速と管口径の関係」で説明します。

次へ : 「11. 流量と管径と流速の関係」
目次へ
前へ : 「9. 「居住人数」から同時使用水量を算出する」


























▲ このページの先頭へ行く

PR

人気コンテンツ

計算機@WEBコンテンツ

水理計算の基礎知識コンテンツ

水道屋さんの道具箱からお知らせ

水道屋さんの水理計算書お客様の声

水道屋さんの道具箱ツイッターリンク

皆様のご意見をお聞かせください

サイトで扱う情報やプログラム等に関しまして、皆様のご意見・ご要望をぜひお聞かせください。
ご意見箱フォーム

Valid XHTML 1.0 Transitional 正当なCSSです!

このページはW3Cの規格に準拠しています。

PR